PS4 DOMINATOR

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【PS4】「PlayStation 4」でリッチなOS体験を。マーク・サーニー氏ロングインタビュー

2013
26



AVWatchにてPS4に関するロングインタビューが掲載された。そこで判明したいくつかの情報を以下にまとめてみました。このインタビューでPS4のネットワークは実名制が基本と明らかにされ、大手ブログの記事タイトルに釣られている人や、インタビュー内容をまともに読んでいない人が多いが匿名のゲームプレイもサポートと書いてある。何も心配はいらない

「壁のないゲーム環境」を目指すPS4
リード・システムアーキテクト マーク・サーニー氏インタビュー


http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/rt/20130325_593036.html


x86アーキテクチャを採用、独自のカスタムを加えたCPUとGPU
・次世代コンソールの構想は2007年秋
・この時からPS3互換を捨てx86アーキテクチャを検討していた
・x86アーキテクチャはよく知られており、開発が容易だったことから採用した
・CPU性能だけでなくGPU性能を活用した、いわゆる「GPGPU」を活用したゲーム機
・CPUとGPUには、独自の工夫が施されている
・GPUのL1・L2キャッシュをバイパスできる。このためのバンド幅は10GB/秒ととても速い
・グラフィック処理と演算処理を「調和」させ、共に効率的に動作させるための仕組みを取り入れた
・GPGPUの活用のために、PS3時代に得られたノウハウ「SPURS(SPU Runtime System)」を再現しようとしている
・今後、より深いハードウエアレベルへのアクセスに関する機能を提供
・シェーダー言語から直接ハードウエアを制御できるようにしていく
・さらにOpenGLやDirect XなどのPCで一般的な言語に加え、ハードウエアへの完全なアクセスを提供
・開発難易度の低下とパフォーマンスの両立により、「ゲームが作りやすくなる」ことが、PS4最大の特徴
・アクションゲーム「KNACK」を開発中だが、ゲーム開発難易度の低下とその効果を強く感じている
・「作りやすい」というのはPS3時代と大きく異る部分
・作りやすいことによってローンチからいろんなタイトルが出揃っていることが一番の違い
・PS3は作りにくいイメージあり、PS2も簡単ではなかったがPS4は違うのでラインナップは豊かになるだろう
・技術にそんなに時間をかける必要がないので、ゲームプレイの部分に時間がもっとかけられるはず
・それが理想的であり、結果、もっと豊かなゲーム体験を楽しめる世界になるはず

4K2Kについて
・ゲームでの4K×2Kサポートについては、まだまだ初期の段階だと考えている
・我々のフォーカスは、きちんとしたフルHD体験を提供すること
・(4Kに対して)非常にスムーズなユーザーインターフェースを提供することはできる
・「ゲームでの4K体験」を満足に提供するのはまだ時期尚早
・リッチな1080pまでのクオリティを提供した方が現実的と判断

CPU内蔵の「第二のカスタムチップ」で省電力性と快適さを実現
・第二のカスタムチップは、いわゆるサウスブリッジだが、組み込みのCPUを内蔵している
・常に電源が供給され、PS4の電源がオフである時にも、すべてのIOシステムを監視
・組込CPUとサウスブリッジはダウンロードのプロセスとハードディスクへのアクセスをすべて司る
・第二のカスタムチップの役割としては、環境問題へも配慮
・バッググラウンドでDLする際、いちいちメインCPUを立ち上げていると消費電力が大きくなる
・第二のカスタムチップだけで行なうことで消費電力を抑える

・バックグラウンドダウンロードにより帯域が足りない時でもスムーズに大容量のダウンロードを実現する
・しかし、なにより大きいのは、ゲームをプレイ可能にするまでの時間を大幅に短縮できること
・同時に、初期のダウンロード容量を削減する試みも行なっている
・最初の数GBだけをプレイ時にダウンロードし、プレイを続けているうちに残りの部分をダウンロードする
・もちろん、メイン電源がオフになっていても、残りのダウンロードは続く
・分割ダウンロードのための仕組みは簡素なもので、開発に手間はかからない
・ダウンロード型のゲームだけでなく、Blu-rayディスクで提供されるタイトルにもプラスに働く

・例えば、シングルプレイを先にダウンロードしたり、マルチプレイを先にダウンロードしたりといったことも
・システムメモリーはPS3に比べ16倍大きくなったがBDドライブの転送速度はほんの数倍しか速くなっていない
・そのためゲームの主要部分だけをハードディスクへと転送し、ゲームを始めることができるように
・素早いHDDから快適で短いロード時間でプレイできます
・もちろん巨大なデータをBlu-rayから直接読み込みつつプレイすることもできます

動画共有とVita連携のために映像エンコーダを内蔵
・ゲームの動画共有などに使うため、PS4には専用のエンコーダが搭載
・いくつかの専用エンコーダ機能と、専用デコーダ機能が使用出来る
・ごく少数のAPUを使って動作
・MP3などで圧縮されたゲーム内のオーディオ再生や、オーディオチャットなどにも使う
・システムがフルに起動している時には、x86CPUコアが、映像共有のシステムをコントロール
・サウスブリッジには、ネットワークトラフィックのコントロールを助けるための機能が搭載

PlayStation APPの活用
・PS4を持っていなくても、今回はPlayStation Appを使い、ゲームの内容を見れる
・ユーザーがFacebook上に映像などをシェアすれば、PlayStation Appがなくても、Facebookから見れる
・スマートフォンなどはPS4内のゲームに関する情報を、色々な所で見れたり体験できるようにする、という狙い
・PCにはウェブプラットフォームとして提供される

PSVitaでのリモートプレイに関して
・PS4にはビデオ圧縮ハードウエアがあり、Vitaのビデオ展開機能を組み合わせて使う
・組み合わせて使うことで、Vitaでは快適なPS4ゲームのリモートプレイができる
・PSVitaリモートは低いレイテンシーの中で使うことを前提にしている
・誰かがテレビを使っている時でも、PS4のゲームをそのままプレイできる

OSなどに関して
・ネットワーク経由でコントロールを代わってもらう機能を検討している
・しかしそうした機能が発売初日から利用できるわけではなく、準備を進めている段階
・ネット越しで様々な要素が同時に動く必要があるためPS4のOS層は、PS3やVitaに比べてもかなりリッチなものに
・OSはBSDベースです。このアーキテクチャをゲーム機に使うのは初めて
・OSサイドから見ると、PS4では、非常に様々な機能を同時に利用することができるようになる

例:
プレイしたゲームのビデオ送信から、
すぐそのままゲームにスイッチしてプレイし、
友人のゲームプレイビデオの視聴へとさらに切り換え、
そのビデオについて友人と話す。

なにかいいものを見つけたらストアに移動し、
ストアで買い、
友人に「これでいいの?」と尋ねて……。

といった感じで、自由に行ったり来たりしながら使えるようにする
・マルチプレイヤーゲームでもゲームを中止することなくバッググラウンドで動かしたままこういった事ができる

実名制で生まれる新たな可能性
・PS4でのネットワーク・コミュニケーションは「実名制」が基本になる
・同様に、実名制SNSであるFacebookとの連携も行なわれる
・匿名でのゲームプレイもリスペクトしており、そうしたプレイもサポートする

サーニー:
ネットゲームなら匿名、という発想は「現在のパラダイム」でのことです。例えば、現在のマルチプレイヤーゲームで「デスマッチ」を争うのであれば、匿名である方がいいでしょう。しかし「協力」の要素やソーシャルな関係を生かしたコミュニケーションをゲームに持ち込むのであれば、匿名でない方がいい。

例えば、ゲームで手に入れたアイテムを友人にプレゼントするとしましょう。その時の感情は、プレイする時のものとはずいぶん異なるはずです。

もちろん、我々は今の匿名によるゲームプレイをリスペクトしています。そうしたプレイもサポートします。匿名で激しいデスマッチを繰り広げることは、PS4でもできます。しかし同時に、実際の世界の友人とゲームを楽しむ要素もサポートしたいのです。例えば、長らく会っていなかった大学時代の友人にゲームで再開するなんて、ステキだと思いませんか



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1 Comments

名無しさん  

便利で快適そうですね
開発のし易さからソフトが多く出そうと言うのも嬉しい
品質も高まるだろうしね

2013/03/29 (Fri) 23:53 |   

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