【クリアレビュー】MGSV:TPP『メタルギアソリッドV ファントムペイン』シリーズの長所を詰めつつ、オープンワールド化。最後にふさわしい幕引きと最高の体験【ネタバレ無し】


2015年9月2日に発売となったメタルギアシリーズ最新作『メタルギアソリッドV ファントムペイン』。今日やっとクリアしました…長かった…。最終作にふさわしい衝撃的なストーリーでMGSシリーズ最大の謎が解けました。小島監督やっぱり凄いや このシリーズをやり遂げてくれて本当にありがとうございます。
ゲームシステム、CGクオリティ、シナリオ、全てにおいてシリーズ最高傑作。MGS3が一番好きだったけどそれを覆すほどだった。第二章に入って一時崩れたペースが気がかりではあるけど。クリアにかかった時間は48時間。ロードも速いので快適感このうえなかったです。ストーリーに関してはまだクリアしてない人も多いからなにも語る気は無いけど、本当に素晴らしかった。
#PS4share pic.twitter.com/l97XqtLwdx
— イェル@MGSV:TPP (@Atelier_Yehl) 2015, 9月 5
スタート画面からゲームに移るまでも爆速
管理人自身そうだったわけだけど、物語の先が気になってプレイを止めることが出来ない。発売されて4日で48時間もプレイするとか馬鹿かよって自分でも思う。でもそうなってしまうほど、年甲斐もなくのめり込んでしまったストーリー展開と驚きが合って、最後までそれは途絶えなかった。これで終わりだと思うと複雑な気持ちも残る。
ゲーム部分はヘリでマザーベースと呼ばれる拠点と戦地を移動するのがちょっと面倒。装備のカスタマイズもミッション出発時のヘリの中でしか出来ないのがちょい不便。でもそれは世界観を壊さないためにそうしたってのもわかる(戦地ではお金を消費して装備を届けてもらえる)。拠点ごとに「ダンボール配送」っていうファストトラベルが設けられているし、乗り物もあるのでオープンワールド上での移動は問題ない。


バディ要素も非常に良く出来ている。ウォーカーギアは乗り物としての速度と銃器による火力も備えているのであらゆる場面で活躍してくれる。特に苦戦を強いられる「スカルズ」戦はこいつを使えば超楽勝。ほぼ乗り物に留まっているDホースに比べて、Dドッグとクワイエットはスネークのサポートをしっかり行ってくれる。仲間のNPCがよくやらかす「なにやってんだ感」は皆無。本当に良くやってくれるから愛着も湧く。Dドッグは見ているだけで可愛いし、クワイエットはエロ担当なので、あらゆる場面で色々"披露してくれる"

ウォーカーギア


Dドッグ(通称DD)


クワイエット
こういったシリーズの長所も全て組み込んで、この"オープンワールド"をMGSに与えてしまった小島監督は本当になんてことをやってくれたんだ!(褒め言葉)このゲーム、アクションゲーム好きはもちろん、約束された最高の体験が待っているのでプレイしたこと無い人にもぜひ手にとって欲しいシリーズです。
最後に言わせてもらうと、限定版に付属するネタバレ特典、お前はダメだ!コナミの現状見てるとクリア後に見ても色々と悲しくなる。
売り上げランキング: 3