『PlayStation VR』のプロセッサーユニット、4K 60Hzパススルーには対応するもHDRには非対応。公式FAQが公開


北米PlayStation Blogにて『PlayStation VR』の公式FAQが公開されています。その中から気になる点を抜粋
Q: PSVRのレイテンシは?
快適なVR体験を提供するためには低レイテンシが魅力的である。PSVRのレイテンシは18ms(0.018秒)です。最近のVR研究では許容可能なレイテンシは20ms以内とされている
Q: PSVRのリフレッシュレートは?
PSVR OLEDディスプレイはVRゲームやアプリケーションに応じて120Hzと90Hzを切り替えます。
Q: プロセッサーユニットは4KとHDRパススルーに対応していますか?
プロセッサーユニットはHDMIスプリッタとしても機能しています。VRを使用しないときでもTVに出力できるのでケーブル接続を切り替える必要はありません。パススルー機能は1080p信号はもちろん、PS4Proからの信号にはUHD、4Kの信号で最大60Hz、YUV420カラーフォーマットのコンテンツをサポートしています。
しかしHDR信号のパススルーには対応していません。これは1080p HDRも2160p HDR共にです。あなたがHDR対応TVをお持ちでHDRでPS4のコンテンツを楽しみたいときはケーブルを直接テレビに接続する必要があります。
Q: PSVRゲームはヘッドセットなしでもプレイできますか?
プレイルームのような非ヘッドセットユーザーと交えて遊べるゲームも存在しますが、バイオハザード7のVRモードのように専用に開発されたものは、ヘッドセットを着用しないと遊ぶことは出来ません。
Q: 既存の非VR PS4ゲームはPSVRヘッドセットで動作しますか?
はい。PSVRにはシネマティックモードが存在するので仮想スクリーン上で既存のPS4ゲームを遊ぶことが出来ます。ただしPSカメラを使用する特殊なゲームは遊ぶことが出来ません。
Q: シネマティックモード中でもシェアボタンは使用できますか?
はい。全てのシェア機能が使用できます。
Q: シネマティックモードの解像度はなんですか?
PSVRは両目に対し1920×1080ディスプレイの画像を分割表示するのでシネマモード時にはステレオスコピック3Dで960×1080の最大解像度を持ちます。
Q: シネマティックモードでは非VRゲームのパフォーマンスに影響を与えますか?
いいえ。シネマティックモードはプロセッサーユニットによって提供され、どのような方法でもPS4のゲームやアプリケーションのパフォーマンスに影響は与えません。
Q: シネマティックモードでは3Dゲームや映像に対応していますか?
いいえ。PSVRで3D立体視ゲームや映像コンテンツを3D立体視で見ることは出来ません。今後のサポートについては現時点で発表することは何もありません
Q: PSVRでボイスチャットは使用できますか?
はい。マルチボイスチャットのために使用することができるマイクが組み込まれています。
Q: PSVRゲームをプレイする時シェアボタンは機能しますか?
はい。シェアボタンを使用してスクリーンショットやビデオをキャプチャ可能です。キャプチャされたものはソーシャルスクリーンに表示される内容と同じものになります。
Q: PSVRでライブストリーム放送はできますか?
はい。YouTubeなどPS4が対応しているストリーミングサービス経由でPSVR体験を放送することができます。
全文(英語)はPlayStation Blogにて
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