SIEWWS 吉田修平氏「SIE Japan Studioはリソースを出し尽くし、PS4向けの新たなプロジェクトを始める段階」


フリージャーナリスト 西田 宗千佳氏によるTGS 単独インタビューがAV Watchに掲載されている。SIE代表取締役社長のアンドリュー・ハウス氏、SIEジャパンアジア(SIEJA)プレジデントの盛田厚氏、そして、SIE・ワールドワイドスタジオ プレジデントの吉田修平氏の3名を独自取材したとのこと。
西田さんはJapanStudioのタイトルがTGSで無かった点にも触れており、吉田修平氏の回答は「Japan Studioはリソースを出し尽くし、PS4向けに新たなプロジェクトを始める段階」とのことで現在は開発を始めたばかりなのかもしれない。早ければ1年後のTGS、2年後のE3でお披露目されるだろうか。
以下JapanStudioに触れているインタビュー部分を抜粋。元記事では盛田さんやアンドリュー・ハウスさんへの見ごたえあるインタビューも掲載されています。
−−その中で「JAPAN STUDIO」がなにをするのか、日本に向けたタイトルを作るチームがどういうことをするか、が重要です。
吉田:確かに、私としてもずっと前から「できていない」と思っているのが日本市場への取り組みです。
PlayStation 1の頃は自社タイトルもがんばっていたのですが、それ以降はサードパーティーのみなさんのタイトルに引っ張られて伸ばしてきたところがあります。そこで「ファーストパーティー、自社タイトルはどうなんだ?」と言われると、その通りだと思っています。
そのひとつとして取り組んでいるのが、海外の大きなスタジオのものすごいクオリティの作品について、日本のユーザーのファンを増やそう……という試みです。結果として、徐々に海外タイトルへの食いつきも増えています。
ではJAPAN STUDIOがなにを作るのか?
もちろんそこの責任は大きいと思っていますが、ひとつのジレンマとして、PS4クラスになって開発費が大きくなっている、ということも挙げられます。ニワトリ・卵の関係ではあるのですが、利益とその回収を考え、グローバルな市場を目指して作ってきました。
ただここへきて、去年あたりから、「日本のデベロッパが日本市場にむけて作ったもの」が、欧米でもヒットするようになってきています。これは、日本のゲームに敏感に反応する層が増えてきている結果だと思うのですが。日本でもPS4向けのゲームが多く出るようになり、それが欧米でもヒットしています。
JAPAN STUDIOとしては、昨年からの一連のタイトルで、リソース的には出し尽くし、これから新たなプロジェクトを始める段階です。日本のゲームに対する環境が変わってきているので、より自由度は高まりつつありますし、日本市場への貢献度も高くなる環境にはある……と思っています。
−−この時期から企画するものも、基本的にはPS4向け、ということになりますか?
吉田:まだPS4向けですね。よりPS4に力をいれなきゃいけないくらい、の段階かと思います。
元記事はこちら:PS4普及期の戦略。1.5億台を狙うPS4、次の100万台へ拡大するPSVR
JapanStudio開発のタイトルは応援という意味でも買っているが、発売時期が大作とかぶることも結構あるので積みゲー化してることが多いんだよね。毎月のようにどんどん増えてる積みゲー・・・消化しないとなぁ
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