- ◆ 2017年11月01日
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ソニー、犬型ロボットの新型「aibo」発表。クラウド連携のAIで定期的に進化。価格は198000円で1月11日に発売


ソニーは約11年ぶりに復活する犬型ロボットの新型「aibo」を本日発表。AIを搭載し、自律型のロボットとして家庭に笑顔を届ける。デザイン面も従来のSFチックなものから、愛らしいものに変更されている。So-netのMVNOを内蔵しているのでLTE通信で外出先でも。AIはクラウドに連携されており進化していく、データもクラウドにバックアップされるので故障した場合でも復帰可能。SoCはスナドラ820を搭載。
2018年1月11日に発売予定。予約はすでにソニーオンラインショップにて受付を始めている。
新型「aibo」の豊富なジェスチャー #aibo #sony pic.twitter.com/7v43GrzisP
— のわの_Atelier20th (@Gust_FAN) 2017年11月1日
以下リリース
ソニー株式会社は、家庭における新たな楽しみを提案する進化した自律型エンタテインメントロボット“aibo”(アイボ)を発売します。aiboは家庭の中で人とつながりを持ち、育てる喜びや愛情の対象となることを目指して開発したロボットです。自ら好奇心を持ち、人と寄り添いながら毎日を共に楽しく生活し、共に成長していくパートナーとなることを目指しています。
新たに誕生したaiboの特徴は、親近感のあるルックス、視線を惹きつける瞳など愛らしい姿や、躍動感のある多彩な動きと小気味よい反応です。また日々のコミュニケーションを通じて個性を育みオーナーに寄り添います。主な特徴
1.つい目を奪われてしまう可愛らしさと、表情豊かで躍動感あふれる動き
そっと触れたくなる丸みを帯びた生命感あふれる佇まいと質感、シームレスなデザインは、見るものの目を惹きつけます。
オーナーへあふれる想いを伝えるため、aiboは生き生きとした表情と躍動感に満ちた動きを見せます。くるくると動く瞳、個性的な鳴きごえ、そして耳や尻尾、体全体で表現するボディランゲージを組み合わせた多彩で愛くるしい“ふるまい”は、オーナーの日々の暮らしに心和むひとときを与えます。
aiboの気持ちを表出して、オーナーを魅了するふるまいを実現するために、超小型1軸・2軸アクチュエーターを自社開発し、コンパクトなボディに計22軸の自由度を持たせることで、滑らかで柔らかな身体の駆動を可能にしました。また、多彩な感情を繊細に表現する美麗な瞳には2枚のOLEDを採用しました。
2.オーナーに近づき、寄り添う。互いにふれあう中で生まれる楽しみと驚き
好奇心旺盛なaiboはオーナーからの呼びかけを待つだけではなく、オーナーに能動的に働きかけます。そしてオーナーからの優しい言葉や、笑顔、頭や背中をなでられたことなどを感じ取り、オーナーが喜んでくれることを健気に学んでいきます。また、周囲の環境を徐々に把握し、慣れ親しんでいくことでaiboは自分の歩く範囲を拡げるなど状況に応じた行動がとれるようになっていきます。
このような状況に応じたふるまいの表出を可能にするために多彩なセンサーを搭載し、画像、音声の認識・解析にはソニーの培ったディープラーニング技術を活用しました。また魚眼カメラを用いた地図作成(SLAM)技術を搭載し、オーナーに寄り添った生活を実現します。
3.時を重ねて変化し続け、醸成される関係性。唯一無二のパートナー
人々とのふれあいを重ねていくことで、aiboのふるまいには徐々に変化が生まれます。やさしいオーナーには愛情を返すようになり、さらにオーナーからの愛情を感じると、より深い愛情を返すようになるなど絆を深めていきます。
この絶え間ない変化を生み出すのは、本体とクラウドが連携して実現するソニー独自のAI技術です。本体のAIは、オーナーとのやり取りを学び、aiboを個性的に成長させます。また、事前に同意を得た上で、さまざまなオーナーとのやり取りのデータを収集し、クラウド上のAIが集合知として蓄積することで、aiboをさらに賢く進化させていきます。関連サービスと周辺機器
専用アプリケーション“My aibo”(マイアイボ) ※2018年1月11日サービス提供開始予定
aiboとの生活をより快適に楽しく過ごして頂くための専用アプリケーション。本体設定やオーナー情報へのアクセスなどのオーナーをサポートする機能の他に、撮影した写真を閲覧できる「aiboフォト」、アプリケーション上のaiboとふれあえるaiboと「あそぶ」、aiboのふるまいを追加できる「aiboストア」などをお使いいただけます。また、aibo本体をお持ちでない方でも一部機能をお楽しみいただけます。
※My aiboはGoogle Play、App Storeからダウンロードできます。また、Webブラウザー版もご利用いただけます。
※My aiboの全ての機能をお楽しみいただくためには、aibo本体と、aiboベーシックプランへの加入が必要です。
aibo専用アクセサリー アイボーン ※2018年1月11日発売予定
型番 ERA-1020 ソニーストア販売価格 (税抜き)2,980円(予定)
aiboとの暮らしに彩りを加える骨型のおもちゃです。
aibo ベーシックプラン
aiboを使用するためには、aiboベーシックプランの加入が必要となります。aiboベーシックプランに加入すると、家庭でのWi-Fi接続やモバイル回線接続で、クラウドで解析された情報を元にしたaiboの成長や、専用アプリ「My aibo」との連携(aiboフォト、aiboストア)など、aiboのすべての機能をお楽しみいただけるようになります。また、定期的にaibo本体のデータはクラウドにバックアップされます。故障・事故等で修理が不可能な場合でも、バックアップされたデータを新しいaiboに復元するサービスの提供を予定しております。
aiboケアサポート
aiboに不具合や故障が発生した際に修理代が割引となるaiboケアサポートを提供します。このサポートの加入は任意となります。
・修理代(診察費、パーツ代、破損・消耗部品交換)の50%割引
・健康診断の50%割引主な仕様
- 商品名称: "aibo" (アイボ)
- 色名称: Ivory White (アイボリーホワイト)
- 型番: ERS-1000
- プロセッサー: 64bit Quad-Core CPU
- 可動部(自由度) 頭:3軸、口:1軸、首:1軸、腰:1軸、前足・後足:3軸×4、耳:1軸×2、しっぽ:2軸(合計22軸)
- ディスプレイ: OLED×2(瞳)
- サウンド: スピーカー、マイク×4
- カメラ: カメラ×2(前方カメラ、SLAMカメラ)
- センサー類: ToFセンサー、PSDセンサー×2、感圧・静電容量方式タッチセンサー(背中センサー)、静電容量方式タッチセンサー(頭センサー・あごセンサー)、6軸検出システム(3軸ジャイロ・3軸加速度)×2(頭、胴体)、人感センサー、照度センサー、肉球×4
- キースイッチ類: パワーボタン、音量ボタン、ネットワークスイッチ
- インジケーター類: ステータスLED、ネットワークLED
- 端子類: チャージピン、SIMカードスロット
- 通信: モバイルネットワーク通信機能(データ通信):LTE、Wi-Fi:IEEE 802.11b/g/n
- 外形寸法: 約 180 × 293 × 305 mm (立ち姿勢: 幅 × 高さ× 奥行き ※突起部を除く)
- 質量: 約 22 kg
- 消費電力: 約 14 W
- 連続稼働時間: 約2時間
- 充電時間: 約3時間
- 主な付属品: チャージステーション(チャージスタンド、チャージマット)、ACアダプター、電源コード、ピンクボール、SIMカード、印刷物一式