MS、家庭用ゲーム機の世代間をぶっ壊す。Xbox Series X向けとして発売される自社タイトルは現行のXbox Oneでもプレイ可能!上位互換性を発表

PS5もXbox Series Xも完全な下位互換性を搭載することは発表済みではありますが、Series X向けとして発売される2021年までのファーストパーティタイトルの全ては現行モデルであるXbox Oneでもプレイ可能であるという。Xbox Game Studioの開発責任者である Mat Booty氏はMCVとのインタビューで明らかにしました。
逆に言えば、2022年まではSeries X専用のタイトルは発売されない。MSの自社タイトルといえば、PCでもプレイできることが約束されていますが、まさか上位互換もやってくるとは驚きです。
消費者にとってはとてもいいニュース。次世代ゲームをプレイするのに新しいコンソールを買わなくていいからだ。ただし良いことばかりではない。
2021年までに発売されるソフトに限定されるものの、ファーストパーティの開発者たちはXbox Oneとの性能差が8倍もあると言われているXbox Series Xと両方で動くようにゲームを設計しなければならない。これは次世代ハードに焦点を当てて開発ができないということだ。必ず性能の低いハードに合わせて開発が行われることになり次世代特化で作れない。
また、ここである噂の1つも取り上げたい。それは次世代Xboxには性能の低いバージョンが発売されるという噂だ。中身は次世代、しかし低性能でより安価なモデルを出すという噂はこの発表でほぼ確定的となった。現行モデルのXboxOne Sよりは高性能でかつ安価となれば普及機としてXboxブランドをより広げることはできるだろう。
コンソールの世代間という壁を無くす。MSが行った今回の衝撃的な発表は、いろいろな意味で注目していきたい話題である。