- ◆ 2020年08月21日
- PS4、PS5本体関連
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ソニー「PS5のTVCM映像公開はマーケティング活動開始の合図」「PS5発売後もファースト、サードの両方で過去最高のラインナップを提供する」

また、PS5が発売された後も信じられないほどエキサイティングなコンテンツが豊富に提供される。PlayStationの歴史の中で最高のラインナップになるでしょうともコメントしています。
以下インタビュー訳
PS5のマーケティングにはかなりの欠点がある。それは今はコロナウィルス影響下でPS5やDUALSENSEを体感できないからだ。ソニーはゲームイベントはおろか、ショッピングモールでのツアーにも行けないし、店頭にデモステーションを設置することもできない。
SIE グローバルマーケティングSVP エリックランペル氏
「あらゆる面で大規模な挑戦になる。それは私の統括部門だけでなく組織のすべてで言えることです。今年中に発売する予定ですが、これまでのように魔法のようなワクワクする発売を絶対に実現したいと思っています。」
「ゲーマーの皆様は私達に多くの期待を寄せてくれています。新世代の幕開けを祝うチャンスでもある。今回公開したCM映像はPlayStation 5のマーケティング活動をスタートさせるもので、これはほんの始まりにすぎず、これが最初のエントリーです」
■ 私たちは過去に経験したローンチの興奮と魔法のようなものを絶対に持ってくる
「世界が"普通"であったなら様々なイベントにPS5を設置し、消費者に触ってもらったり感じてもらっていたでしょう。しかし今はできない。それをどうやってこのCM映像で表現するかというのが早い時期での課題で、私達にとってあらゆる面で挑戦でした。」
「今回は特に、「触覚フィードバック」「アダプティブトリガー」「3Dオーディオ」という3つの分野に焦点をあて、これらすべての領域の中心にいるような感覚を表現したかったのです」
確かにこの広告は非常にユニークにできている。登場する彼女はその一部が自宅で撮影され、背景は完全にCGで生成されている。そして世界中の別々の場所にいる多くの人々によって作成された。ある場所のマーケティングチームと、別の場所にいるディレクター、映像分野の70人以上におよぶ様々なアーティストによって完成されたのです。スター・ウォーズのスピンオフ『マンダロリアン』がどのように作られているか知っている方ならピンとくるだろう。
ランペル氏「私達は物事のやり方を変えなければなりませんでした。もし今の状況でなかったらおそらくもう少し違う映像を作っていたでしょう。ローンチの年に望むような世界の状況ではありませんが、このようなものを作ることが出来たことにはかなり満足しています。」
「映像は3つの機能「触覚フィードバック」「アダプティブトリガー」「3Dオーディオ」というPS5のビジョンの中心となる機能をアピールするようになっています。」
「しかしこれはあくまでPS5の"一部"です。もっと幅広く、PlayStationがお届けするインタラクティブなエンターテインメントの世界を盛り上げるような活動もしていきます。」
コロナウィルスの制約を除けば、今回の発売はPlayStationにとってユニークjな挑戦で、新会社体制化での初のハードウェア発売となる。これまでは各国のチームが独自の広告やスローガンを作成し、それぞれの地域でそれが行われてきました。2018年にPS4で発売された『Marvel's Spider-Man』を皮切りにソニーはグローバルなキャンペーンを展開し、各市場に合わせてローカライズしています。
「近年、当社は様々な方法でグローバル化を進めてきましたが、次世代コンソールに移行することを見越して、ブランドラインを1つにすることもその1つでした。」
「長い時間をかけて世界に響くものになるか真剣に考えました。私たちがPlayStationとして掲げている野心や提供している製品を象徴するような伝えたい感情とはなにか?そんな思いから Play Has No Limits は生まれました。」
■ PlayStation史上最高のラインナップになる
今後、PS5のキャンペーンは3Dオーディオやアダプティブトリガー以外の分野へとより伝統的な要素へと移行していきます。それは「ゲーム」そのものです。
ランペル氏「真の次世代機であるPlayStation 5のすべての機能を超えた後はコンテンツが重要になります。発売日移行に提供されるコンテンツは信じられないほどエキサイティングです。これはワールドワイドスタジオグループと世界中の様々なパブリッシャーのパートナー企業間でPlayStation史上、過去最高のラインナップと言えるでしょう。」
とインタビューを締めくくった。